軽包装には素材、印刷、製袋のすべての段階で一貫した品質管理体制が重要であると考えています。王子アドバが使用する主素材の用紙は、王子グループ各社の厳しい品質基準をクリアしたもの。製造工程ではビデオ監視装置や画像検査装置による印刷不良部の検出、検査工程では熟練者による目視確認を行うとともに金属検出機による異物混入を防止します。さらに、抜取り検査による底抜けや手提げ強度の確認など、お客様に安心してご使用いただけるよう、モノづくりの心を大切に、品質向上活動に取り組んでいます。
ビデオ監視装置（カメラ）
ビデオ監視装置（モニター）
静止画像装置
画像検査装置
金属検出機
検品
食品などを直接入れる紙袋に対応するため、同業他社に先駆けて2008年7月にクリーンルームを開設。前室、二重扉、エアシャワーを設置することはもちろん、製袋機の紙粉が発生する付近には除去装置を取り付けて紙粉の飛散を排除するなど、万全を期しています。衛生基準に幅広く対応可能な仕様で設計しているため、高度化・複雑化しているお客様のニーズ・ウォンツにもきめ細かく対応することができます。
ロック室を設けることにより前室と分離。資材の搬入・搬出、人の出入り時に外気と完全に遮断し、室内をクリーンに保ちます。
クリーンルームへの入室時には、手洗いを徹底。頭髪の落下防止を防ぐ帽子、清潔な作業着、専用の作業靴を着用しています。
「小さな埃や塵も製袋室には持ち込まない」を基本に出入口エアシャワーを設置。衣類に付着した塵や埃を徹底的に除去しています。
製袋機で紙粉が発生しやすい付近に紙粉除去装置を設置。製袋時に出る紙粉を吸引し製袋室内を常にクリーンな状態に保っています。
